歌ってみたMix有償化のすすめ【本質のおはなし】

Mix

こんにちは。ニコ動、YouTubeでMixer(ミキサー)をしているぴくせるです。

今回は、歌ってみた界隈でいつまでも終わらないMix有償無償論争について僕の意見を話していこうと思います。

長い上に、少し難しい部分もあると思いますが、一つの考え方として参考になればと思います。

あまり興味ない方は気になるとこだけ流し読みしていただけたら幸いです。

前置きですが、この記事は歌ってみたをまだ投稿したことがない人にはあまり理解できないかもしれません。
本題は『歌ってみたはお金を払ってMixしてもらいましょう』というおはなしです。
まだ一度も依頼したことがない方は一度無償で依頼をされることをおすすめします。

 

✓この記事の内容

・有償依頼はやり取りと音源に価値を生む

・Mix師から見た有償化のメリット

・歌い手からみた有償化のメリット

歌ってみたMix有償化のすすめ

僕は歌ってみたMixを有償で請け始めて5年ほど経ちます。

計7年ほどMix師をしていて最初の2年無償でMix依頼を請けていました。

 

今になって思うのは『早く有償化すればよかった』です。

なので僕の意見としてはMix師は有償にするべきだし、歌い手は有償依頼をするべきだと考えています。

なぜならお金が発生するということは価値が生まれるからです。

価値が生まれるとどうなるのか

わかりやすく理解できるようにたとえ話で説明します。

ある知り合いの男性からポンと腕時計を渡されたとします。あなたは疑問に思うでしょう。
とりあえず文字盤を見たりベルト部分を見たりしますね。
そうしてると男性が

「それ一億円の時計だよ」

と言った瞬間あなたはどうするでしょうか。

「そうなんですね」って言って今までと変わらず、ベルトの部分をプラプラ持ったりするでしょうか。

しないと思います。
その瞬間丁寧に、傷がつかないように時計をそっと置くのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、

人は価値を感じた瞬間扱いが変わる

ということです。
今日伝えたいのはここです。

二貫100円のお寿司と一貫3000円のお寿司の食べ方は同じでしょうか。
公園でしている無料の紙芝居と一回3万円のミュージカルの見方は同じでしょうか。

 

Mixも同じで、無償にしてしまうと価値がないとは言いませんが、無償と比べて価値が下がります。

価値が下がると依頼する側も受ける側もそのやり取りの扱いが雑になります。

「無償でも雑にならずにいつも丁寧にしてます。」と言うでしょうか。

極端な話そのMix一件が100万円だとしても、無償の音源と同じ扱いをしますか?

一件一件の音源をお互い誠意をもってやり取りしたい。というのが僕の考え方です。

無償でしてる人の言い分も実はわかる

歌い手目線

確かに、歌い手目線の「たかが趣味でやってるんだからお金は払いたくない」という意見や、「学生だからお金がなく払えない。」という意見もわかります。

確かに僕も、歌い手をしていた頃の一番最初の依頼は無償でした。

しかし、よくよく考えてみると、Mix師もたかが趣味でMixをやっています。
そして自分もたかが趣味で歌い手をやっています。

Mix師ができるということはそれなりに機材にお金をかけています。

少しだけ自分の話をさせていただくと、僕は本気で趣味に打ち込んできたタイプです。Mixや音楽作成をするために揃えた機材やソフトの金額はゆうに100万円を超えています。

これもだかが趣味です。さっきも言いましたが、今みたいにMixでお金はもらってませんでした。

僕が無償依頼をしたMix師も同じくらいお金をかけているのだと考えると、同じ『趣味』でも全然気持ちの入り方が違うので恥ずかしくなった記憶があります。

僕も「趣味だからお金は払わない」と考えていたら恐らく無料のソフトだけしか使わないのでここまで楽しくMixはやっていませんでした。自分の趣味にお金を投資して高い機材を買うことで自分の趣味に『価値』が生まれたのです。

あと、学生だからお金が払えないというのも、なにも5000円とか10,000円のMixを頼めと言ってるのではありません。500~2,000円の間で請けているMix師もたくさんいます。

少しでもお金を払うことで『価値』が生まれるなら払ってみてはどうですか?という提案です。

Mix師目線

あとMix師目線の「技術がないから無償でやっている」「趣味でやってるからお金はいらない」という意見もわかります。

自分も2年間無償でMixをしていました。当時は技術もないし、趣味の範囲内だったのでお金をもらうなんて考えたことはありません。
なのでとてもわかります。大いに結構です。

僕自身はとりあえず自分が歌った曲でMix練習をして最初は無償で請けていましたがもう技術がつく前から1,000円で請け始めました。

それでわかったことは『お金をもらうと責任感が生じる』です。

後で書きますが、責任感が生じると自分のMix技術の成長が早いので早めに有償に切り替えることをおすすめします。

そして「趣味でやってるからお金がいらない」というのはそれは誰の為でしょうか。

歌い手の為でしょうか。

ほんとに歌い手の為を思うならお金をしっかりもらって、それでグレードの高いソフトやハードを買ってMixのクオリティを上げた方が歌い手の為になる気がします。

色々意見はあると思いますが僕の考え方なので参考程度にしてください!

 

有償依頼をするメリット

繰り返しになりますが、Mixを有償化することによって価値が生まれます。

価値を生む有償依頼のメリットは以下です。

歌い手目線

・依頼一件一件にお金がかかるので慎重にMix師を選ぶ

・お金を払っているでMixのクオリティが高い

・突然の依頼キャンセルや、連絡がつかないなんてことがほとんどない

・納期の指定ができる

・遠慮なく修正依頼ができる

 

Mix師目線

・有償依頼をしてくる人は人の質が高い

・お金をもらっているので心理的に適当にMixはできない

・納期の指定があるのでだらだらMixしない

・修正依頼がきてもお金をもらってるので納得して修正ができる

・機材やソフトを買うお金が作れる

 

解説していきます。

 

歌い手目線

 

依頼一件一件にお金がかかるので慎重にMix師を選ぶ

たとえ1,000円でも無駄にしたくはありません。

なのでMix師は慎重に選びます。

慎重に選ぶということは数あるMix師の中から自分に合ったMix師を丁寧に選ぶのでせっかく歌った音源が無駄になりにくいということです。

無償だとどうしても「無償だしいっか」という感情が生まれてしまうのが人間です。

 

お金を払っているでMixのクオリティが高い

これもシンプルです。

無償と有償だと少なからず有償の方がクオリティ高いです。

この理由はMix師目線で説明しますが少しでもお金をもらってる方がMix師は「ちゃんとしなきゃ」という気持ちになります。

 

突然の依頼キャンセルや、連絡がつかないなんてことがほとんどない

先にお金を払っていると安心です。

Mix師からするとお金をもらっているのに音源を渡さないのは犯罪 (詐欺罪) になりますので、ほとんど音源が返ってきます。

 

納期の指定ができる

「無償だからいつまでに返してくださいって言いづらいな…」って思ったことはありませんか?

有償依頼だとお金の契約があるので納期指定もしやすいですね。

Mix師側も有償依頼は納期指定が当たり前なので!

(してない人はお互いの為にした方がいいですよ!)

 

 

遠慮なく修正依頼ができる

これも納期指定と同じ感覚です。

「無償だからここも修正してくださいって言いづらいな…」って割とあるあるです。

しかし、お金の契約があればお互いに気持ちよく修正ができます。

 

Mix師目線

有償依頼をしてくる人は人の質が高い

あえて言葉を選ばずに書きましたが事実です。

無償依頼する人が人間的にダメだという話ではないです。

実際に僕も無償期間が2年ほどありましたが、その時は連絡がつかない人がいたり、

ひどい時はMixが終わっているのに「他のMix師にも依頼してたのでそっちを使います!」とか平気で言ってくる人もいました。

しかし、有償で請け始めてからは今のところそういったことはありませんね。

無償で請けている人全員とは言いませんが、中にはそういう人がいるので1,000円でもいいので有償で請けることをおすすめします。

お金をもらっているので心理的に適当にMixはできない

無償だったら適当なのかって話ではありません。

人は期待に応えたくなります。

当然お金をもらってる方がしっかりMixをしてその分喜んでもらおう、納得してもらおうという気持ちが強くなります。
経験上、有償額を大きくするとその分Mixのクオリティでお返しする必要があるのでクオリティを上げるために色々調べたり試したりします。

その分当然ですがMixは上手くなっていきますね。

 

納期の指定があるのでだらだらMixしない

有償だと必ずと言っていいほど納期指定があります。(してない人はお互いの為にした方がいいです!)

無償だと基本的に納期があいまいになるのでだらだらMixをしてしまいがちです。

そうするとずっとMixのことが頭に残るので他の作業もおろそかになる場合があります。

納期指定があることによってだらだらせずに作業ができるので効率がいいです。

そのためにも納期指定は必須ですね。

 

修正依頼がきてもお金をもらってるので納得して修正ができる

これも結構大事です。

無償Mixで割とあるあるなのが「無償なのに何回も修正依頼してくるのどうなの・・・」って思いがちです。僕自身も無償の時は少なからず思う時がありましたし、Twitterをみてるとそういうつぶやきをちょくちょく見ます。

しかし有償にすればそういった不満を抱くことなく「お金貰ってるし!」でお互い気持ちよく修正できるし、修正が何回もできることによって楽曲のクオリティもあがりますね。

 

機材やソフトを買うお金が作れる

これは先ほども書きましたね。

たくさんMixをして、たくさんお金をもらって、たくさん機材やソフトを買って、たくさん歌い手の為のMixのクオリティあげましょう(`・ω・)ゞ

 

まとめ

今回は僕が思うMixを有償化するメリットを解説しました。

有償にすることによってやり取りや楽曲に価値が生まれます。

その価値はお互いのやり取りをスムーズにしたり、楽曲のクオリティをあげる役割を果たしてくれます。

だからといって無償Mix完全否定派ではありません。無償には無償のメリット、デメリットがあります。それを理解しているのであれば問題はないと思います。

 

しかし僕は本気で趣味に打ち込むタイプです。その趣味に自分が働いたお金を投資し自分の人生の中で価値を生み出したいと考えながら生きています。

なんだか壮大な話になってきました。

色々な意見があると思います。僕が見えていない部分も山ほどあると思います。

よくも悪くもなにか感じられた方がいましたら下のコメント欄にコメントしていただくか僕のTwitterにDMをください(`・ω・)ゞ

おわり!

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