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【要注意】歌ってみた用イラスト制作のチェックポイントを解説!【例文あり】

新人Vtuber

歌ってみたのイラスト依頼って普通の依頼と何か違うのかな?
気をつけなくちゃならないことがあれば教えてください!

\ そんな悩みを解決します! /

この記事を読むと、

  • 歌ってみた用イラストの依頼の流れがわかる
  • 動画クリエイターが考える歌ってみた用イラストの制作方法が分かる
  • イラストレーターへの依頼のやり方がわかる

今回は歌ってみた用のイラスト制作の際に気を付けるべきポイントについて解説していきます。

歌ってみた用のイラストを実際に使用するのは動画クリエイターです。
今回の記事は現役動画クリエイターにどのようなイラストが使用しやすいのか確認をしてまとめております。

最後にはイラスト制作依頼に役立つ例文や画像も用意しているので、慣れないうちはぜひ活用してみてくださいね!

目次

今回相談した現役動画クリエイター

今回は現役MIX師として活動をしているPXstudioの所属クリエイターに相談をしてみました!

PXstudioは累計3000件以上の安心の実績で依頼者様の作品作りのお手伝いをさせていただいております!
所属クリエイターは独自に基準を設け、その基準を超えるクオリティのクリエイターのみを採用しております。
また納期厳守の徹底、やり取りの丁寧さなどからご利用者の皆様より沢山の嬉しいお言葉をいただいております。

ご依頼時のチェックポイント

まずはチェックする3つの項目についてみてみましょう。

  1. イラストサイズについて
  2. レイヤー分けについて
  3. 納品形式について

ひとつずつ解説していきます!

イラストサイズについて

一般的に歌ってみたの動画は1920×1080pxのサイズ、縦横比16:9で制作されることが多いです。
そのためイラストはそれ以上のサイズで制作いただくのが理想的です。

具体的なサイズについてはキャラクターの描画範囲によって注意するポイントが変わってきます。

解像度は150~350dpiであれば問題ありません。

キャラクターの全身を描かない場合

動画のサイズである1920×1080pxの2倍、3840×2160pxになります。

大きいサイズのイラストであれば動画制作時にアップの演出をしたときにも画質が荒くならないので、2倍以上のサイズで作成いただければ使用しやすいようです。

全身を描かない場合は可能であれば以下にもご協力いただければ動画での表現の幅が広がります。

  • 人物の描画が半身であっても上、左右は見切れないように描いていただく
  • 書き出す際にレイヤー分けをしていただく(人物後ろも書き足しいただく)

もちろんキャラクターは全身描いていただいた方がより動画の幅が広がりますが、その分イラスト製作費も高くなることが多いです。
予算と相談して半身にする場合は以下のサイズを参考にしてみてください。

キャラクターの全身を描く場合

人物の顔をアップにしたい際に1920×1080pxになるように全体のサイズの調整をお願いします。

上記の画像のように人物の顔をアップにしたサイズから全体を調整していただきたいので、縦横比16:9というのは気にしなくて大丈夫です!

サイズに迷ったら・・・

サイズが大きい分には動画クリエイター側で調整も出来ますので、小さいよりも大きい方が有難いです。

キャラクターのサイズに迷った場合は、動画でよく使用される顔周りを3840×2160px以上にして制作お願いします。
この時縦横比は気にしなくて大丈夫です!

背景を描く場合

背景に関しては16:9の縦横比を守っていただけた方が綺麗に動画に反映できます。

制作いただく場合は、3840×2160px以上の縦横比16:9であればどんな動画にも使用しやすいです!

レイヤー分けについて

レイヤー分けは細かく分けていただけるとその分動画の幅が広がります。

レイヤー分けをいただく場合は重なっている部分の書き足しもお願いします。

人物や小物の場合の例

動画の中で一番使用する素材は人物です。

しかしそれ以外にも小物をバラバラに表示したり、影を使って演出を行うことも出来るので可能な範囲でレイヤー分けはしていただけると有難いです。

上記の画像の場合以下のようにパーツ分けいただくのがおすすめです。

  1. 後ろのテーブル
  2. 人物後ろの黄色いクッション
  3. 人物
  4. 人物手前のベージュのクッション

より細かくポットやマグカップ等も素材としていただけると動画クリエイターとしてはとても嬉しいです!

背景の場合の例

背景についてもパーツ分けをしていただくと全体の雰囲気を場面によって調整出来るようになります。

上記の画像の場合以下のようにパーツ分けいただくのがおすすめです。

  1. 暗闇
  2. 散らばる黄色い星
  3. 手前の白いもや

月の周りがボヤっとしているのでこれもレイヤー分けしてオンオフ出来るようにしていただけるととても助かります!

納品形式について

納品は人物、背景、小物などのレイヤー分けがされた状態でpsdファイルでいただくことを推奨しています。

pngで書き出して頂く方法もありますが、イラストレーターさんにとっても負担になるのと書き出しミスなどがあった場合二度手間になってしまうので可能であればpsdファイルの方がおすすめです。

ただし、動画クリエイターによっては全てpngで書き出してほしいなどの指示がある場合もあるので先に確認をしてみてください。

フィルター加工がある場合
psdファイルで書き出す場合

動画クリエイター側でオンオフ出来るようにレイヤー分け

pngで書き出す場合

加工有り無しverそれぞれ書き出し、またはフィルター無し+フィルターのみを書き出し

その他特殊なパターンで気を付けること!

以下のような場合には他にも気を付けることがあります!

コラボや複数の人物がいる場合

  • 人物は一人ずつ別レイヤーに分ける
  • 人物同士でレイヤーが重なっている部分は書き足す

髪などのパーツを揺らす場合

  • 揺らしたいパーツは別レイヤーに分ける
  • 揺らしたいパーツとレイヤーが重なっている部分は書き足す(襟など)

参考画像の場合は以下のようにレイヤー分けをすると綺麗な揺れを演出することが出来ます。

  • 耳より後ろの髪
  • 耳より前の髪
  • 前髪
  • 前髪の影

髪以外にも、リボンやスカート、手を振る等の演出も可能です。

イラスト制作依頼の例文

こちらはイラストレーターさんへ依頼するときに使用できる例文になります。

【】内やご要望部分を編集するだけで使用出来ます!ぜひ活用してみてください!

画像のダウンロードもご自由にどうぞ!

【クリエイター名】様

はじめまして。
私は現在VTuber活動をしております【自分の名前】と申します。

今回は【クリエイター名】様にMV用イラスト制作のご依頼をさせていただきたいと思いご連絡させていただきました。

ご依頼の詳細は以下の通りです。

<依頼詳細>
曲名:【曲名/ボカロP、アーティスト名】
本家様:【本家動画のURL】
予算:●万円
納品希望日:●月●日

<使用用途>(例 ご自身のご要望に置き換えてください)
・歌ってみたのMV
・収益化済みチャンネルでのサムネイル
・X等SNSへの投稿
・グッズ販売(商用利用)

<ご要望>(例 ご自身のご要望に置き換えてください)
・キャラクターは全身を描いていただきたいです。
・キャラクターデザインは別途添付しております。
・衣装デザインはお任せしたいです。水色やフリル等が好きです。
・全体的に可愛らしい雰囲気がいいです。
・小物は●●、●●、●●、●●、等
・表情差分は笑顔と泣き顔の二つをお願いします。

その他MV用のイラスト制作に関するガイドの資料を添付いたしますのでこちらをご確認いただければ幸いです。
パーツ分けや商用利用の料金も踏まえて一度お見積もりの金額をお伺いできますでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですがお返事いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

[下記画像添付]

こんな場合は料金が高くなるかも!

要望を全部叶えてもらおうと思うとイラストレーターの負担がとても大きくなります。
そのため以下のような場合は料金が高くなるかもしれないので、予算と相談しながらご要望を整理してみましょう。

①人物の全身イラスト

半身よりも全身の方が料金が高くなる場合がほとんどです。
半身でも動画制作は可能ではあるので、ここで料金を抑えたい場合は先に動画クリエイターに相談してみることをおすすめします。

②衣装デザイン

もともと決まっている衣装ではなく他の衣装を着たい場合は料金が高くなる可能性があります。
これはクリエイターによって異なるので見積もり時に確認してみましょう。

③背景や小物の書き込み

背景や小物など人物以外を描く場合、それが細かければ細かいほど、量が多ければ多いほど料金が高くなる場合がほとんどです。

背景は無くても動画制作は可能ではありますがこれも先に動画クリエイターに相談してみることをおすすめします。

ただし、作りたい動画の具体的なイメージがある場合はなるべく用意しておいた方が動画のクオリティは高くなります。

④パーツ分け

パーツ分けも細かければ細かいほどイラストレーターの作業料が増えるため料金が高くなる可能性があります。
これはクリエイターによって異なるので見積もり時に確認してみましょう。

⑤差分の追加

表情を2つ以上描いてほしい、ポーズを2つ以上描いてほしい等の場合はイラストレーターの作業料が増えるため高くなる場合がほとんどです。
ただ、表情差分などはわりと安価でお願い出来たりもします。
動画の前半後半で表情が変わる等、演出に幅が出来るので可能であれば用意しておくといいかもしれません。

⑥ラフ確認後の修正

イラストレーターはこんな感じで進めますという意味でラフ画を提出してくれることがほとんどです。

このラフにOKをした後に修正を希望されると作業料が増えるため料金が高くなる可能性があります。

全体の構図や衣装、小物や表情など気になる点があればラフの段階でお直ししてもらいましょう。

⑦商用利用・二次利用

歌ってみた動画とは別の目的でイラストを使用する予定がある場合は料金が高くなる可能性があります。
これはクリエイターによって異なるので見積もり時に確認してみましょう。

商用利用・二次利用について
新人Vtuber

せっかくイラストを依頼するなら普段の活動でも使用出来たらいいな!
グッズとかも作っちゃおうかな!

イラスト制作を依頼する際には商用利用や二次利用など「使用範囲」についての細かいルールがあります。

今回は歌ってみたのMV制作のための依頼になるので、それ以外の用途で使用する場合は全て二次利用になります。
さらにグッズ製作を行う場合は商用利用の対象になることがほとんどです。

このようにMVとは違う用途でイラストを使用する可能性がある場合はあらかじめイラストレーター様に相談をしておきましょう!

まとめ

以上が、歌ってみた用イラスト制作のチェックポイント解説でした!

今回の解説は現役動画クリエイターに確認して制作したものにはなりますが、あくまでも一般的な内容のまとめになります。

担当するクリエイターや作りたい動画の内容によっては状況が異なる場合もあるので、依頼したい動画クリエイターが決まっている場合は先にご相談することをおすすめしております!

イラストの依頼をする前に動画制作の流れも一度確認をしておくと、スムーズに依頼が進むと思います!
以下の記事にまとめておりますので是非参考にしてみてください!

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