
Vtuber「音が小さいって言われちゃった…」「歌ってみたでノイズが気になるんだよなぁ」「ゲーム実況、BGMと声のバランスがいつも迷子…」」
そのお悩み、オーディオインターフェースという機材が解決してくれるかもしれません。この記事を読めば、まるで専属の音響さんが隣にいてくれるみたいに、あなたにピッタリの一台が見つかるはずです。クリアな神ボイス、臨場感あふれるゲームサウンドで、あなたのファンをさらに魅了しちゃいましょう!
- VTuberにオーディオインターフェースが必要不可欠な理由
- 後悔しない!VTuber向けオーディオインターフェース選び【7つの鉄則】
- 【VTuber活動スタイル別】おすすめオーディオインターフェース11選!
- VTuber向けオーディオインターフェース Q&A

- ほんみく管理人
- 歌ってみた制作株式会社PXstudio代表取締役
- 一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会監事
- ミキシングエンジニア歴:10年以上
- 過去Mix件数:1700件以上
- 歌い手経験あり:3年程度
- Twitterでも発信(@pixl_05)

こんにちは。ニコ動、YouTubeでMixer(ミキサー)をしているP!xL(ピクセル)(@pixl_05)です。
配信活動、毎日お疲れ様です。
「もっともっと配信クオリティを上げて、リスナーさんを驚かせたい!」
「自分の声を、もっとクリアに届けたい!」
そんな熱い想いを抱いているあなたに向けて、今筆を取っています。
配信活動をしている中で、
「音が小さいって言われちゃった…」
「歌ってみたでノイズが気になるんだよなぁ」
「自分でアーカイブを聞いてて音質の悪さが気になっちゃう…」
なんて、配信の「音」に関するお悩み、抱えていませんか?
実は、そのお悩み、オーディオインターフェースという機材が解決してくれるかもしれません。

「オーディオインターフェース…?なんだか難しそう…」
大丈夫です!
この記事を読めば、オーディオインターフェースとは何かが分かり、、さらにおすすめインターフェースの中からあなたにピッタリの一台が見つかるはずです。
クリアな音、臨場感あふれるサウンドで、あなたのリスナーをさらに魅了しちゃいましょう!
VTuberにオーディオインターフェースが必要不可欠な理由とは?

「そもそもオーディオインターフェースって必要?マイクだけじゃダメなの?」
そう思う方もいるかもしれません。
もちろん、USBマイクだけでも配信はできます。
でも、オーディオインターフェースを導入すると、あなたのVTuber活動がグーンとレベルアップする、大きなメリットがあるんです。
理由1: リスナーを惹きつける「クリアボイス」の実現!
やっぱりVTuberにとって「声」は命ですよね。
その声の魅力を最大限に引き出してくれるのが、オーディオインターフェースに搭載された「マイクプリアンプ」の存在です。
マイクプリアンプとは、マイクが拾うごく微細な音の信号を、ノイズを抑えつつクリアに増幅してくれる回路のこと
まさに、
あなたの声を“本来のクオリティ”で届けるための縁の下の力持ちです。
USBマイクを直接パソコンに接続するのも手軽ですが、オーディオインターフェースを通すことで、声の繊細なニュアンスや息遣いまでしっかり伝えることができます。
たとえるなら、インスタントコーヒーではなく、プロのバリスタが淹れた一杯。
あなたの声も、まるでカフェのBGMのように、澄んだ音でリスナーに届くようになるんです。
理由2: 歌枠・ゲーム実況のクオリティが格段にアップ!
歌枠やゲーム実況をするVTuberさんにとって、オーディオインターフェースはまさに“秘密兵器”。
とくに注目したいのが、「ループバック機能」。
これは、パソコンの中で鳴っている音(BGM、ゲーム音、Discordの通話音声など)と、マイクからのあなたの声をまとめて配信に乗せてくれる機能です。
「BGMを流しながら歌いたい…でもやり方が分からない…」そんな悩みも一発解決!
ループバック機能があれば、カラオケ音源に合わせて歌う歌枠も、
ゲーム音と自分の声をバランスよく届けるゲーム実況も、配信初心者でもかんたんに始められるようになります。
しかも、OBSなどの配信ソフトがなくても音声ミックスが成立するので、Zoom、Discord、スペース、収録ソフトなど、あらゆる場面で活躍してくれるのがこの機能のスゴいところ。
🤔「でもOBSがあればミックスできるんじゃないの?」という方へ
たしかに、OBSを使えばマイク音とBGM音をそれぞれ取り込んで、ミックスして配信することも可能です。
でも、OBSだけだと…
- 設定がやや複雑(音声ソース・モニタリング・音量バランスなど)
- OBS“以外”のアプリ(Zoomや通話アプリ)では音声ミックスできない
- リアルタイムで自分のミックス音を確認しづらい
- エフェクトや外部ツールを併用すると遅延のリスクも
…など、実は意外とハードルが高いんです。
ループバック機能なら、そうした煩雑な設定を一気に解消してくれて、
「どんな配信ソフトでも」「どんな状況でも」安定してクリアな音を届けられるようになります。
さらに「DSPエフェクト」で声に“リアルタイム魔法”!
機種によっては、「DSPエフェクト」という超便利な機能も搭載されています。
これは、オーディオインターフェース内の専用チップ(DSP:Digital Signal Processor)が、パソコンに負荷をかけずに以下のような処理をしてくれる機能です:
- リバーブ:お風呂やライブ会場のような響きをつける
- コンプレッサー:声の大小を整えて聞きやすくする
これにより、配信中にリアルタイムで“プロっぽい声”を演出できるようになります!
OBSのエフェクトでは難しかった表現も、インターフェースひとつで簡単にできるというのは大きな魅力です。

リアルタイムで声に魔法をかけられるよ!
理由3: 安定した配信環境と将来性
オーディオインターフェースは、音質向上だけでなく、配信の安定性にも貢献してくれます。
パソコン本体のサウンド機能を使わずに、専用の機材に音の処理を任せることで、パソコンへの負荷を減らすことができます。
「配信中にPCが固まっちゃった…」なんて悲劇も、もしかしたら減らせるかもしれません。
それに、多くのオーディオインターフェースには、マイク入力端子が複数あったり、楽器を繋げられる端子が付いていたりします。
「いつかは他のVTuberさんとコラボ配信したいな」とか「弾き語りにも挑戦してみたいな」なんて夢も、オーディオインターフェースがあればグッと近づきます。
将来の活動の幅を広げるための、大切な投資とも言えるでしょう。

未来への投資だね!
というわけで、オーディオインターフェースは、あなたのVTuber活動をより快適に、よりハイクオリティにしてくれる、頼もしいパートナーなんです。
後悔しない!VTuber向けオーディオインターフェース選び【7つの鉄則】

でも、インターフェースってたくさんありすぎて、どれを選べばいいか迷っちゃうよ〜。
そうですよね。
なのでここではオーディオインターフェースの選び方について詳しく解説していきます。
この鉄則に沿って選ぶことで、失敗の確率を極限まで減らすことができます。
鉄則1: ループバック機能は絶対条件!
先ほども少し触れましたが、VTuber活動、特に歌枠やBGMを使った雑談、ゲーム実況をするなら、
ループバック機能は絶対に外せません。
これが無いと、本当に困ることが多いんです。
「この機種、ループバック付いてるかな?」これは必ず確認してくださいね。
カタログや製品ページに「ループバック対応」とか「ステレオミックス機能」といった記載があるかチェックしましょう。

これは本当に重要!見落としがちだけど、しっかり確認してね。
鉄則2: マイク入力の質と数
VTuberさんの命である「声」を録るマイク入力は、とっても大事です。
もしあなたが、より高音質な「コンデンサーマイク」を使いたいなら、「ファンタム電源(+48V)」という機能が必須になります。
これはコンデンサーマイクマイクを動かすための特別な電気のことです。
ほとんどのオーディオインターフェースには搭載されていますが、念のため確認しておくと安心です。
また、入力端子の数もポイントです。
一人で雑談や歌枠をするならマイク入力は1つでも十分ですが、将来的にゲストを招いて対談したり、楽器も一緒に録音したいなら、2つ以上の入力があると便利ですよ。
「今はソロだけど、いつかは…」そんな未来予想図も、少しだけ思い描いてみてください。

なるほど!これなら安心して選べるね!
鉄則3: 音質はどこまでこだわる?(サンプリングレート・ビット深度)
「音質」と一言で言っても、なかなか分かりにくいですよね。
オーディオインターフェースのスペック表には、「サンプリングレート」とか「ビット深度」という数字が書かれています。
ざっくり言うと、音の細かさや滑らかさを表す数字です。
数字が大きいほど、元の音に近い、きめ細かい音になるイメージですね。
VTuberさんの配信なら、最低でも「24bit/48kHz」に対応していれば、十分クリアな音質で届けられると思います。
もしあなたが「歌ってみたのクオリティには徹底的にこだわりたい!」という情熱をお持ちなら、「24bit/96kHz」以上に対応したモデルも視野に入れてみてください。
ただ、高ければ高いほど良い、というわけでもないのが難しいところ。
配信プラットフォーム側で圧縮されることもありますし、データ量も大きくなるので、バランスが大切です。

高ければ良いってわけじゃないんだね。納得!
鉄則4: DSPエフェクトの有無と種類
先ほども少し出てきた「DSPエフェクト」
これは、オーディオインターフェース本体にエフェクト機能が内蔵されていて、パソコンに負荷をかけずにリバーブやイコライザー(音質調整)などをかけられるものです。
YAMAHAのAGシリーズなどが有名ですね。
「配信中にサッとリバーブをかけたい」「ボイスチェンジャーみたいな面白い効果を手軽に使いたい」という方には、とても便利な機能です。
ただ、エフェクトは配信ソフト側(例えばOBS Studioなど)でもかけられるので、「絶対必要!」というわけではありません。
ご自身の使い方や、どこまで手軽にやりたいかで判断してみてください。
「設定とか難しそう…」という方には、DSPエフェクト付きが心強い味方になるかもしれません。

設定が苦手でも、DSPエフェクト付きなら安心ですよ。
鉄則5: 操作性とドライバーの安定性
いくら高機能でも、操作が難しくて配信準備に手間取ってしまっては、元も子もありませんよね。
ツマミやボタンが直感的に操作できるか、設定ソフトは分かりやすいか、といった「使いやすさ」は、意外と見落としがちですが重要なポイントです。
人気モデルは、やはり使いやすさにも配慮されていることが多いように感じます。
そして、もう一つ大事なのが「ドライバーの安定性」です。
ドライバーというのは、オーディオインターフェースをパソコンに認識させて、正しく動かすための専用ソフトのようなものです。
これが不安定だと、音が途切れたり、ノイズが乗ったり、最悪の場合、配信中に認識しなくなったり…なんてことも。
レビューサイトや口コミで、お使いのパソコンのOS(WindowsなのかMacなのか)との相性や、ドライバーの安定性について調べてみるのがおすすめです。
特に、「配信中にトラブルは絶対避けたい!」という方は、実績のあるメーカーの製品を選ぶと、比較的安心できるかもしれません。

ドライバーの安定性は意外と大事!
鉄則6: 接続端子とPC環境
最近のオーディオインターフェースは、「USB Type-C」でパソコンと接続するモデルが増えています。
お使いのパソコンにType-Cポートがあるか確認しておきましょう。もしなくても、Type-Aとの変換アダプターを使えば接続できる場合が多いです。
また、バスパワー(USBケーブルから電源供給)か、セルフパワー(ACアダプターで別途電源供給)かもチェックポイントです。
バスパワーは手軽ですが、電力供給が不安定なPCだと動作が不安定になることも。セルフパワーは安定性が高いですが、コンセントが一つ必要になります。
ご自身の配信環境に合わせて選んでくださいね。

ご自身の環境に合った接続方法を選ぼう!
鉄則7: 予算と活動規模のバランス
最後は、やっぱり「予算」です。
オーディオインターフェースは、1万円くらいのものから、数十万円するものまで、本当にピンキリです。
「高いものが絶対に良い!」とは限りません。
大切なのは、あなたの活動スタイルや目指すクオリティ、そして無理のない予算のバランスです。
「まずは試してみたい」という方は、エントリーモデルから始めてみるのも良いでしょう。
「本気で歌や音にこだわりたい!」という方は、少し奮発してミドルクラス以上のモデルを選ぶと、満足度が高いかもしれません。
「とはいえ、いきなり高価なものを買うのはちょっと…」という気持ちも、すごくよく分かります。
焦らず、じっくり選んでいきましょう。

確かに、焦らずじっくり考える時間も必要だよね。
というわけで、これらの7つの鉄則を頭の片隅に置きながら、これからご紹介するおすすめモデルを見ていってくださいね。
きっと、「これだ!」と思える一台に出会えるはずです。

いよいよおすすめモデル!楽しみ!
【VTuber活動スタイル別】おすすめオーディオインターフェース11選!

さあ、お待たせしました!
ここからは、VTuberの皆さんの活動スタイルやこだわりに合わせて、特におすすめしたいオーディオインターフェースを11機種、ドドンとご紹介していきます。
「たくさんあって迷っちゃう…」という方も大丈夫。
それぞれのモデルに「おすすめポイント」をしっかり記載していますので、ご自身の活動と照らし合わせながら、じっくり比較してみてくださいね。
またどうしても自分で決めきれない時は、おとさぽ!の事前相談サービスの利用も検討してみてください。
音響の専門家に相談しながら決めれば、失敗をせず安心感を持って機材を購入することができます。
それではいってみよう!

運命の一台、見つかるかな!
【迷ったらコレ!】VTuber定番&高コスパモデル (エントリー~ミドル)
YAMAHA AG03MK2 / AG06MK2
- おすすめポイント
-
「まさに配信者向けに設計された一台!」言い切れるほどの機能を備えたオーディオインターフェース。
ワンタッチDSP(1-TOUCH COMP/EQ・REVERB・AMP SIM)による直感的なエフェクト処理を搭載し、リバーブやコンプレッサー、アンプシミュレータがゼロレイテンシーでかけられます。
ループバック機能もあり、配信用に音声やBGMをまとめてPCへ送れるのも強みです。歌枠配信・ゲーム実況なら、この一台で効果的に音作りできます。
- 特徴
-
シンプルで操作しやすいインターフェース。ツマミや大きな60mmフェーダー、ミュートボタンなどが直感的に使えます。DSPエフェクトはAG Controllerソフトでさらに詳細制御可能。
USB-C接続・スマホとの連携(4極ミニジャック)・iOS対応など、STHスタイルの配信環境に柔軟に対応可能です。
- こんなVTuberさんに
-
配信中に手元で瞬時に音響効果を操作したい方、難しい設定やソフト上のミキサー操作が苦手な方に特におすすめです。
- 一言メモ
-
「ボイスチェンジャー風」機能はAG08以上の上位モデルのみなので、そこだけ注意!基本の音響調整やエフェクトならAG03MK2で十分対応できます。

ワンタッチDSPエフェクトが魅力的!配信者向けって感じだね!
STEINBERG IXO22

- おすすめポイント
-
コンパクトで持ち運びもラクラク!
「ループバック機能もしっかり搭載していて、予算を抑えつつ、でもちゃんと配信環境を整えたい!」そんな堅実派VTuberさんの強い味方です。 - 特徴
-
手頃な価格帯ながら、スタインバーグならではの安定した動作と音質が魅力です。
作曲ソフトCubase AIや、iPadで使えるCubasis LEも付いてくるので、音楽制作に興味がある方にも嬉しいですね。
- こんなVTuberさんに
-
初めてオーディオインターフェースを買う方で、できるだけ予算を抑えたい方。
また、自宅だけでなく、たまにはカフェやイベントスペースから配信してみたい、なんてアクティブな方にも良いかもしれません。
- 一言メモ
-
シンプルながら、基本性能はしっかり押さえています。

コンパクトで持ち運びやすそう!予算重視の人にピッタリだね!
STEINBERG UR22C

- おすすめポイント
-
「クリアな歌声を届けたい!安定した配信環境が欲しい!」そんなあなたにはコレ。
ヤマハと共同開発された高音質な「D-PREマイクプリアンプ」を搭載し、あなたの声をより魅力的にしてくれます。
もちろんループバック機能付きで、さらにDSPエフェクト(リバーブ、コンプ、EQなど)も使えるので、遅延を気にせずモニターしながら歌えます。
- 特徴
-
USB 3.0(Type-C)接続で、より高速で安定したデータ転送が期待できます。
最大32bit/192kHzという非常に高い解像度にも対応していて、音質にこだわりたい方にも満足いただけるスペックです。頑丈な金属製のボディも安心感がありますね。
- こんなVTuberさんに
-
音質と安定性の両方を重視する方、特に歌枠で自分の声をしっかりモニターしながら気持ちよく歌いたい方におすすめです。
- 一言メモ
-
IXOシリーズよりワンランク上の音質と機能を求めるなら、こちらが良い選択肢になります。

D-PREマイクプリアンプとDSPエフェクト!歌枠に最適だね!
FOCUSRITE Scarlett 2i2

- おすすめポイント
-
世界中で大人気のScarlettシリーズの最新版。
伝統のFocusriteプリアンプと、声に空気感と輝きをプラスする『AIRモード』で、あなたの声をリスナーの耳にまっすぐ届けます。ループバック機能もバッチリ搭載。
さらに、マイクの音量調整を自動でやってくれる「Auto Gain」機能や、音が大きすぎて割れちゃうのを防ぐ「Clip Safe」機能も付いていて、機材に詳しくないVTuberさんにも優しい設計です。 - 特徴
-
とにかくクリアで抜けの良いサウンドが特徴です。
Focusriteのプリアンプは、音楽業界でも定評があります。豊富なバンドルソフトウェアも魅力の一つですね。
- こんなVTuberさんに
-
とにかくクリアで聞き取りやすい、プロっぽい声で配信したい方。
「マイクの音量調整って、いつもよく分からないんだよな…」という初心者さんにも、心強い味方になってくれるはずです。
- 一言メモ
-
「赤い彗星」ならぬ「赤いインターフェース」の代名詞。その人気には理由があります。

Auto GainとClip Safe機能!初心者にも優しい設計だね!
MOTU M2 / M4


- おすすめポイント
-
「リスナーに届ける音も、あなたがモニターする音も、とにかく最高クラスの音質を追求したい!」そんなあなたにはMOTU M2/M4がおすすめです。
高級オーディオ機器にも使われる「ESS Sabre32 Ultra™ DACテクノロジー」を搭載し、驚くほどクリアで解像度の高いサウンドを実現します。
視認性の高い大きなレベルメーターとループバック機能で、ゲーム実況や歌枠の音質を、まるでプロのスタジオレベルに引き上げてくれるかもしれません。
- 特徴
-
業界トップクラスの超低レイテンシー(音の遅延が極めて少ないこと)も大きな魅力です。
これなら、歌っていても演奏していても、違和感なくパフォーマンスに集中できます。M4はマイク入力やライン出力の数が増えるモデルです。
- こんなVTuberさんに
-
音質には一切妥協したくない、というこだわり派のあなた。
また、配信中の音量バランスを細かく、かつ正確に管理したい方にもぴったりです。
- 一言メモ
-
少し予算が許すなら、この音質は体験する価値アリです。

ESS Sabre32 Ultra™ DACテクノロジー!最高クラスの音質だね!
SSL 2 MK2 / 2+ MK2


- おすすめポイント
-
あの憧れのSSLサウンドを、あなたの配信に。
SSLは、世界中の有名なレコーディングスタジオで使われているミキシングコンソールのメーカーです。
そのSSLが作ったオーディオインターフェースですから、音質への期待は高まりますよね。
特に「Legacy 4K」ボタンを押すと、SSLの伝統的なアナログコンソールのサウンドキャラクター…ものすごくざっくり言うと、温かみがあってキラキラした感じの音…をあなたの声やトークにプラスできます。
ループバック機能も搭載していて、個性的なサウンドで他のVTuberさんと差をつけたいあなたにおすすめです。
- 特徴
-
SSLデザインのマイクプリアンプは、クリアでありながら音楽的な豊かさも感じさせてくれます。
2+モデルは、ヘッドホン出力が2つになったり、MIDI入出力端子が付いたりします。
- こんなVTuberさんに
-
音楽的な表現力を高めたい方、ただクリアなだけでなく、声に「味」や「個性」を加えたい方。
MIX作業にも使いたいという方にも良い選択肢になるでしょう。
- 一言メモ
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「4Kボタン」、一度試してみたくなりませんか?

Legacy 4Kボタンでプロのサウンド!個性的で素敵だね!
UNIVERSAL AUDIO VOLT 2 / VOLT 276


- おすすめポイント
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「ヴィンテージ機材の、あの温かくて太いサウンドが好き!」そんなあなたには、Universal AudioのVOLTシリーズが刺さるかもしれません。
UA独自の「Vintage Mic Preampモード」をオンにすると、伝説的なチューブプリアンプ(真空管を使ったアンプ)のサウンドを再現し、あなたの声に豊かな倍音と温かみを加えてくれます。
さらにVOLT 276モデルには、アナログコンプレッサー(音を圧縮して迫力を出すエフェクト)の「76 Compressor」も搭載!
レトロで味のある声でリスナーを魅了したいVTuberさんや、歌ってみたのクオリティをグッと上げたい方におすすめです。
- 特徴
-
スタイリッシュなデザインも魅力ですね。
厳選されたオーディオソフトウェアも付属しているので、すぐに音楽制作を始められます。
- こんなVTuberさんに
-
他とはちょっと違う、個性的なサウンドキャラクターを求めている方。
特にボーカルにパンチが欲しい、もっとまとまりのある音にしたい、という悩みをお持ちの方には、VOLT 276のコンプレッサーが良い仕事をしてくれるかもしれません。
- 一言メモ
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アナログの質感を求めるなら、面白い選択肢です。

Vintage Mic Preampモード!温かみのあるサウンドが魅力的だね!
【本格派VTuber向け】さらなる高音質&多機能モデル (ミドル~ハイエンド)
FOCUSRITE Clarett+ 2 Pre

- おすすめポイント
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「ScarlettシリーズでFocusriteの良さは知っているけど、もっと上を目指したい!」
そんなあなたへ。Clarett+シリーズは、Scarlettの上位機種にあたります。さらに進化したClarett+プリアンプと、おなじみの「AIRモード」で、スタジオクオリティの超低ノイズ・高解像度サウンドを実現します。
歌ってみたの本格的なレコーディングに挑戦したい、音質には一切妥協したくないプロ志向のVTuberさんにおすすめです。
- 特徴
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ヘッドルーム(音が歪むまでの余裕)が非常に広く、ダイナミックレンジの広いボーカルや楽器の録音にも対応できます。
ADAT入力端子を使えば、将来的に入力チャンネル数を増やすことも可能です。
- こんなVTuberさんに
-
音質に一切の妥協を許さない方。将来的に、もっと多くのマイクや楽器を同時に録音する可能性がある方。
- 一言メモ
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Scarlettからのステップアップとして、非常に魅力的な選択肢です。

Clarett+プリアンプでスタジオクオリティ!本格派にピッタリだね!
AUDIENT iD14mkII

- おすすめポイント
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「私の声の、細やかなニュアンスまで忠実に再現してほしい!」そんな願いを叶えてくれるのが、Audient iD14mkIIです。
Audientのレコーディングコンソール直系の高品位マイクプリアンプを搭載し、驚くほどクリアで自然なサウンドを実現します。
ループバック機能「Audio Loop-back with Monitor Mix」も非常に使いやすく、配信もバッチリです。歌声を極めたい、本格的な音楽活動も視野に入れている実力派VTuberさんに、ぜひ試してほしい一台です。
- 特徴
-
楽器用のJFET D.I入力も非常に評価が高く、ギターやベースを直接繋いでも素晴らしいサウンドが得られます。
ADAT入力による拡張性や、大きなボリュームノブをマウスホイールのように使える「ScrollControl」機能も便利です。
- こんなVTuberさんに
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とにかく歌の表現力を最大限に引き出したい方。
弾き語り配信なども高音質で行いたい方。
- 一言メモ
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プロのエンジニアからも支持される、確かな実力派です。

レコーディングコンソール直系のプリアンプ!プロ仕様だね!
【プロVTuber御用達!】最高峰の音質と安定性を求めるなら (ハイエンド)
APOGEE Duet 3

- おすすめポイント
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MacユーザーのVTuberさんで、デザインにも音質にもこだわりたいなら、コレしかないかも。
Apogeeは、長年にわたりApple製品との親和性の高い、プロフェッショナルなオーディオインターフェースを開発してきたメーカーです。
その伝説的なApogeeのAD/DAコンバーター(音の入り口と出口の品質を左右する超重要パーツ)と、洗練された美しいデザインが融合したのがDuet 3です。
オンボードDSPエフェクト「Symphony ECS Channel Strip」(プロ仕様のチャンネルストリップ…EQやコンプなどをまとめたもの)も搭載し、配信中にリアルタイムでプロレベルの音作りが可能です。
スタイリッシュかつ最高の音質で配信したい、そんなあなたにぴったりです。
- 特徴
-
超コンパクトなボディに、必要な機能が凝縮されています。
専用のブレイクアウトケーブルで各種端子に接続します。Apogee Control 2ソフトウェアによる柔軟なコントロールも魅力です。
- こんなVTuberさんに
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Mac環境で、とにかく最高の音質を追求したい方。
デスク周りのデザインにもこだわりたい、おしゃれなあなた。
- 一言メモ
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ちょっとお値段は張りますが、Macユーザーなら一度は憧れるブランドではないでしょうか。

ApogeeのAD/DAコンバーター!Macユーザーの憧れだね!
RME Babyface Pro FS

- おすすめポイント
-
「私 に は 配 信 活 動 に す べ て を か け る」
そんなあなたには、絶対にRME Babyface Pro FSをおすすめします。
業界最高水準の安定性と超低レイテンシーを誇り、まさにプロの現場で絶大な信頼を得ている一台です。
最高の音質を、揺るぎない安定性でリスナーに届けることができます。RME独自の「SteadyClock FS」技術(ざっくり言うと、音のタイミングのズレを極限まで抑える技術)による圧倒的な音質は、あなたの声のポテンシャルを余すところなく引き出してくれるでしょう。
トップVTuberを目指すあなた、そしてすでにその領域にいるあなたにこそ、使ってほしい逸品です。
- 特徴
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非常に多機能かつ高音質なデジタルミキサー/ルーティングソフトウェア「TotalMix FX」が付属し、複雑なオーディオ設定にも柔軟に対応できます。
精密なドイツ製というのも、信頼性の高さを物語っていますね。
- こんなVTuberさんに
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最高・最大のパフォーマンスを求める、プロ意識の高い方。
音質、安定性、機能性、すべてにおいて妥協したくない方。
- 一言メモ
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「RMEを持っていれば間違いない」とまで言われる、業界標準の一つです。

SteadyClock FS技術で業界最高水準!プロの現場で信頼されてるんだね!
というわけで、おすすめのオーディオインターフェースを11機種、ご紹介しました。
気になるモデルはありましたか?
「とはいえ、やっぱり実際に使ってみないと分からない部分もあるよな…」そう思うのも当然です。
もし可能であれば、楽器店などで実際に触ってみたり、レビュー動画をたくさん見てみたりするのも良いかもしれませんね。
おとさぽ!でインターフェースの機能を100%引き出そう
もしあなたが、「もう自分だけでは限界かも…」「専門家のアドバイスで、もっと手っ取り早く理想の音環境を整えたい!」と感じているなら、ぜひ『おとさぽ!』にご相談ください。
「おとさぽ!」は、Vtuber・配信者専門のオンライン音質改善サービスです。
経験豊富な専門エンジニアが、あなたの配信環境や悩みに合わせて、機材選びからOBSの設定、ノイズ対策、部屋鳴り対策までトータルでサポート。
マイク・インターフェースなどの性能を最大限に引き出し、リスナーを魅了するクリアな音質を実現します。
専門知識は不要です。私たちに任せて、あなたはコンテンツ制作に集中し、貴重な時間を節約しましょう。
詳しくは公式サイトをご覧ください。

OBSのフィルターやVSTプラグイン設定、自分でやるのは大変ですよね。

「OBSの設定ほんとはよくわかってない…」

「設定に時間をかけるより配信に集中したい…」

「一度専門家に見てもらって自信をもって配信したい…」
そんな時は音響の専門家にお任せください!
「おとさぽ!」なら、経験豊富な音響エンジニアが遠隔操作であなたの環境に最適な設定を行います。
- OBS標準フィルターの最適化
- VSTプラグイン導入・設定
- 機材購入相談
- クリアで聞きやすい音声の実現
- あなたに合ったリバーブの設定
- ノイズ除去・音割れ防止の設定
あなたの声、本当はもっと”いい音”で届けられます。
「自分に合うマイク・インターフェースが分からない」そんな時は、事前相談が効果的!

「いろんな機材があって、結局どれが自分に合うか分からない…」
おすすめ機材一覧を見ても、スペック表を見比べても、結局「自分の声・環境・用途に本当に最適な機材はどれなのか?」迷ってしまいませんか?
そんな悩みを解決する方法があります。
実際の相談例:ゼンハイザーe965からの買い替えを検討中のVTuber様

ゼンハイザーe965を使っているのですが、配信で『声が小さい』と言われることが多いんです。AT4040への買い替えを検討していますが、正直、自分の環境・声に適しているマイクが分からない状態です。」
このような具体的な相談を受けて、おとさぽ!では以下のような流れで対応しています:
- 事前ヒアリング通話を実施(30分程度)
現在の環境、声質、配信スタイルを詳しくお聞かせいただく - 最適なマイクを担当クリエイターが提案
AT4040に限らず、ご依頼者様に合った複数のマイクをご提案 - 購入後にサポート実施
マイクが届いてから実際の音質改善作業を行う
「マイク・インターフェース選びから始めたい」という場合でも、通常プランからご予約いただけます。
事前相談を経てから機材を購入し、その後で本格的な音質改善サポートを受けるという流れが可能です。
このように、機材購入前の相談から購入後のセットアップまで、トータルでサポートを受けることで:
- 自分に本当に合った機材を選べる
- 購入後の「思っていた音と違う」を防げる
- 機材の性能を最大限引き出せる
- 環境に合わせた最適な設定ができる
という安心感を得ることができます。

プロに相談してから買えるなら、失敗の心配がなくて安心!
VTuber向けオーディオインターフェース Q&A
最後に、VTuberさんからよく寄せられるオーディオインターフェースに関する疑問に、Q&A形式でお答えします。
これで、あなたの「?」が「!」に変わるかもしれません。
- Q1. USBマイクじゃダメなの?オーディオインターフェースを使うメリットは、VTuberにとって具体的に何?
-
USBマイクも手軽で良いのですが、オーディオインターフェースを使うと、まず「音質」が格段に向上します。内蔵されているマイクプリアンプが高性能だからです。そして何より「ループバック機能」。これがあると、歌枠でオケを流したり、ゲーム実況でゲーム音とマイク音を簡単にミックスしたりできるので、VTuber活動の幅がグンと広がります。あとは、複数のマイクや楽器を繋げられる拡張性も魅力ですね。
- Q2. ボイスチェンジャーソフトとの相性ってどうなの?
-
基本的に、オーディオインターフェースとボイスチェンジャーソフトは問題なく併用できます。オーディオインターフェースでクリアに取り込んだ声を、PC上のボイスチェンジャーソフトで加工して配信に乗せる、という流れになります。機種によっては、オーディオインターフェース自体にボイスチェンジャーに近いエフェクトが搭載されているものもありますよ(YAMAHA AGシリーズなど)。
- Q3. ASMR配信にも使えるおすすめモデルってある?
-
ASMR配信で重要なのは、マイクプリアンプの「低ノイズ性能」です。ささやき声や微細な音を拾うため、ノイズが少ないほどクオリティが上がります。今回ご紹介した中では、MOTU M2/M4やFocusrite Clarett+ 2 Pre、Audient iD14mkII、RME Babyface Pro FSあたりは、特にノイズ性能に優れていると言えるでしょう。もちろん、マイク選びも非常に重要ですよ。
- Q4. iPhoneやiPadだけで配信したいんだけど、対応してる機種はある?
-
はい、あります。例えば、STEINBERG IXO22やYAMAHA AG03MK2/AG06MK2(MK2モデルはUSB-C接続でより便利に)などは、iPadやiPhoneとの接続に対応していると謳われています(別途、接続用のアダプターが必要な場合があります)。手軽にモバイル環境で高音質配信をしたいVTuberさんには嬉しいですね。必ず、ご自身のデバイスとの互換性を製品ページで確認してください。
- Q5. 設定が難しそう…初心者VTuberでも使いこなせる?
-
最初は少し戸惑うかもしれませんが、大丈夫です!特にYAMAHA AGシリーズやFocusrite Scarlettシリーズなどは、初心者の方でも比較的簡単に使えるように工夫されています。説明書をよく読んだり、YouTubeで「(機種名) 使い方」などで検索すると、分かりやすい解説動画がたくさん見つかりますよ。それに、一度設定してしまえば、あとは毎回同じように使えるようになります。最初はちょっとした冒険だと思って、チャレンジしてみてください!

Q&Aで疑問が解決したよ!ありがとう!
まとめ:最高のオーディオインターフェースで、あなたのVTuber活動を次のステージへ!
ここまでお読みいただきありがとうございます!
この記事では、VTuberの皆さんに向けて、オーディオインターフェースの選び方の鉄則から、具体的なおすすめモデルまで、たっぷりご紹介してきました。
「たくさん情報があって、頭がパンクしそう…」もしそう感じたとしても、大丈夫です。
一番大切なのは、あなたがどんな配信をしたいか、どんな音を届けたいか、そして無理のない範囲で、楽しみながら機材を選んでいくことだと、私は思います。
一般的に「これが良い」と言われるものが、必ずしもあなたにとっての「正解」とは限りません。
色々な情報に触れる中で、「自分はこういう機能があったら嬉しいかも」「このくらいの音質なら満足できそう」といった、あなた自身の「軸」のようなものが見えてくれば、きっと後悔のない選択ができるはずです。
オーディオインターフェースは、あなたのVTuber活動の可能性を大きく広げてくれる、頼もしいパートナーです。
クリアな音質、安定した配信は、間違いなくリスナーさんの満足度を高め、あなたのファンをもっともっと増やしてくれるはずです。
それは、まるで魔法の杖を手に入れるようなものかもしれません。
「とはいえ、やっぱり高価な買い物だし、失敗したくない…」その気持ち、痛いほど分かります。
でも、少し勇気を出して一歩踏み出すことで、今まで見えなかった新しい景色が広がっているかもしれませんよ。
というわけで、この記事が、あなたのオーディオインターフェース選びの、そしてVTuber活動の、ほんの少しでもお役に立てたなら、こんなに嬉しいことはありません。
さあ、最高のサウンドを手に入れて、あなたの魅力を、あなたの声を、もっともっと世界に届けていきましょう!
あなたのVTuber活動を、心から応援しています!

この記事が、あなたのVTuber活動の助けになれば嬉しいです!