実際に自分がやっているボーカルMixの手順や、使っているプラグインについて語る【歌ってみた】

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P!xL(ピクセル)
P!xL(ピクセル)

こんにちは。ニコ動、YouTubeでMixer(ミキサー)をしているP!xL(ピクセル)(@pixl_05)です。

以前こんなご質問をいただきました。

質問内容

ピクセルさんは 歌ってみたのMIX時に エフェクトは何を使いますか? また、ピクセルさんの基本的な歌ってみたMIXの流れを教えていただけると嬉しいです深くお辞儀する男性

ということで今回はただただ、ぴくせるがMixするときの流れと、使っているエフェクトについて語っていきたいと思います!(パチパチパチ

因みにこの記事は検索ワードとか意識せずに書いている、本当にただのブログ記事です。

書きたいことをだらだら書いていきます。

「今日の晩御飯はハンバーグです!」みたいなブログと大して変わりないので、このだらだら感についてこられる人だけついてきてください!!(?)

(というかそれは今日の晩御飯はハンバーグですってブログ書いてる人に失礼)

それではいってみよう!

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P!xL(ピクセル)

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>>歌ってみたのMix講座 完全ガイドマップ|知識ゼロ→『Mix師』を目指す方法

Mix作品例 幽霊東京/紫彩 アメ

目次

基本的な歌ってみたボーカルMixの手順

ひとまず最初に、めっちゃ簡単に大まかな流れを書きます。

  1. RX系でノイズ処理
  2. EQ、Compで下慣らし
  3. Melodyneでピッチ補正
  4. EQ、Comp
  5. センドでリバーブとディレイ(TrueVerb、H-Delay)
  6. ハモリ処理(Dubler4)
  7. 全体の音量を整える
  8. 歌詞一文字ずつ音量を整える
  9. Ozone11でマスタリング

順番に解説していきますー!

①RX系でノイズ処理

まずボーカルに含まれているノイズ系の音RX10を使って極力少なくしていきます。

ノイズが残っているとMixの段階で邪魔になってくるので!

よく使うのは

  • Voice De-noise(ボーカルに乗ったホワイトノイズ削除)
  • Mouth De-click(リップノイズ削除)
  • Spectral De-noise(音源全体のホワイトノイズ削除)
  • De-plosve(ポップノイズ削除)

の4つ。

処理方法や、その神的な効果なんかは下の関連記事で解説しています。

RX10はマジで現代の大発明と思っています。

P!xL(ピクセル)

iZotopeさんに感謝・・・

②EQ、Compで下地作り

続いてEQとCompで音源をある程度均らします。

EQは『FabFilter Pro Q3』、Compは『FabFilter Pro C2』を愛用しています。

P!xL(ピクセル)

最初の段階である程度の下地を作っておくと、Melodyneの感度が大幅に良くなる!

このノイズ処理+下地作りの段階で僕は一度書き出しています。

そのまま続けるとどうしてもDAWが重くなってくるので・・・(´・ω・`)

FabFilter ( ファブフィルター ) / Essentials Bundle(サウンドハウス)

もし購入するなら、Pro Q3とPro C2がセットで入っている上のバンドルが安くてお得です。

コンプレッサーやイコライザーの使い方についてはこれらの記事で詳しく解説しています。

イコライザーが苦手な方は…

また、

イコライザーで下地の作り方がわからない…

という方には『Gullfoss』というオートEQプラグインがおすすめです。

  • ボーカルが浮いてしまう
  • イコライザー使ってもすっきりした音にならない
  • 挿すだけでいい音になるプラグインを探してる

Gullfossはこのような悩みを解決してくれる究極のプラグインです。

以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は覗いてみてください。

③Melodyneでピッチ補正

ここまでできたらピッチ補正に入ります。

もちろん補正ツールは10年以上愛用しているMelodyne

P!xL(ピクセル)

「MelodyneとAutu Tuneどっちがいいか戦争」はよくありますが、僕は断然Melodyne派!

④EQ、Compの順にインサート

ここからEQとCompをインサートしていきます。

とその前に、

この段階でAメロBメロとかってトラック分けます。

こんな感じですね。

ここでもさっきの『FabFilter Pro Q3』と『FabFilter Pro C2』を使います。

なんか色んなコンプを使い分けてる人多いけど、使い分ける理由があんまり分かってない(´・ω・`)

1種類ずつでいいと思ってる(´・ω・`)

間違ってたらスマン(´・ω・`)

⑤センドでリバーブとディレイ(TrueVerb、H-Delay)

次に空間系のエフェクトをかけていきます。

TrueVerbとH-Delayってのを使っています。

(これはWavesGoldに両方入っています)

P!xL(ピクセル)

TrueVerbのプリセットにある『New York Plate』っていうのがかなりいい感じ

センドに設定しているエフェクトにも、EQやCompをかけることもあります。

というかほとんどかけます。

⑥ハモリ処理

ここまでくると仕上げに近づいてます。

ハモリ処理の前に、『ハモリ生成』をすることが多いです。

歌い手さんがハモリを録音していない場合にMelodyneを使ってハモリを生み出します。

ハモリ生成の方法は以下の記事で解説しています。

ハモリの処理にはWavesの『Dubler4』を使います。

これもWavesGoldに入っています。

Dubler4で真ん中を抜いて、メインボーカルをハモリが包み込むように処理します!(?)

P!xL(ピクセル)

Dublerの設定は上に貼った画像そのまま!

⑦全体の音量バランスを整える

この段階になって音量バランスを整え始めます。

ボーカルはオケのスネアドラムと同じ音量くらいにすると、いい感じになじみます。

⑧一文字ずつ音量を微調整

歌詞一文字一文字を細かく音量調節していきます。

Mixのなじみ具合というのはオケと声のバランスなので、突然でかい声があったり、逆にちっちゃくて聞こえない声があるとなじみが悪くなります。

そのため一音一音オケに合わせて音量を調節します。

Ozone11でマスタリング

ここで再び登場iZotope様のOzone11。

最強です。

使い方は上の記事を見てもらうと分かりますが、マジで神なのでこれは一つ持っておきたいです。

まとめ

大体こんな感じですが、いかがだったでしょうか?

もちろん音源によって処理の仕方が違うので、これ以外にも使っているエフェクトや工程がありますが、基本的にはこの流れです。

P!xL(ピクセル)

少しでもあなたの参考になれば幸いです!

というか、最初に書きたいことをだらだら書いていくって言いましたが、結局いつもみたいな感じになりましたね(´・ω・`)

ま、いっか(´・ω・`)

そんな感じっ

おわり!

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