歌ってみたを始めたい人「歌ってみたをやってみたいのですが、その際のマイク選びに困っています。自分に合ったマイクの選び方やオススメのマイクがあれば教えてほしいです。」
こんなお悩みを解決します。
・マイクの種類や特徴がわかる
・自分に合ったマイクの選び方がわかる
- ほんみく管理人
- 歌ってみた制作株式会社PXstudio代表取締役
- 一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会監事
- ミキシングエンジニア歴:10年以上
- 過去Mix件数:1700件以上
- 歌い手経験あり:3年程度
- Twitterでも発信(@pixl_05)
こんにちは。ニコ動、YouTubeでMixer(ミキサー)をしているP!xL(ピクセル)(@pixl_05)です。
今まで300曲以上のMixをしてきました。
その中でマイク選びのご相談を受けることがあります。
確かにマイクには色々な種類があり、用途もさまざま。
「どれを選んだらよいかわからない」
という方も多いと思いますが、自分に合った「マイク選び」はとても大切なことです。
そこで今回は、『歌ってみたで使用する自分に合ったマイクの選び方』について現役Mix師が解説していこうと思います。
これで迷わない!自分に合ったマイクの選び方【歌ってみた】
まず初めに、マイクの種類やらそれぞれの特長やらを語って行きます。
そんなことよりとりあえずオススメのマイクを早く!!
というスピーディーに生きておられる方は以下記事をご覧ください。
ダイナミックマイクはこちら:
コンデンサーマイクはこちら:
それではスローリーに生きておられる方はゆっくり進んでいきましょう!
大体6分程度あれば読み終えると思います。
マイクの種類
歌ってみたで使用するマイクには2種類あります。
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
どちらを使うのが正解というわけではないです。
あなたの状況によって合うマイクを選びましょう。
それではそれぞれの特長を解説してきます。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い
まず一撃で違いがわかる表を用意しました。
種類 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
ダイナミックマイク | 頑丈で湿度に強い 比較的安価で購入できる 繊細な音は拾えない | 主にライブやカラオケで使用。 |
コンデンサーマイク | 高音質で録音可能 振動や湿気に弱い 比較的高価 | 主にスタジオや自宅でのレコーディングで使用。 |
はい。こんな感じです。
本日はありがとうございました。
っていやいや。
まあこれで終わってもいいくらいなんですけどせっかくなんで詳しく深堀りしていきます。
ダイナミックマイクの特長
まずダイナミックマイク。
これはコンデンサーマイクに比べて安いです。
そして、耐久性が高い。
歌ってる途中で落としたとしても全然へっちゃら。
主にライブ用に使われますが、歌ってみた録音でも充分活躍してくれます。
正面からの音しか拾わないタイプ(単一指向性)のマイクが多いので、あまり神経質にならなくてもそこそこの音が録れます。
5年くらい前に買ったSHURE/SM-58も現役で頑張ってくれています。
(見た目はボロボロですがちゃんときれいに録音できますよ!)
コンデンサーマイクの特長
次にコンデンサーマイク。
これは非常にデリケートなマイクです。
落とすと即壊れると思ってください。
そして高い。ダイナミックマイクに比べて高い。
しかしその分音質はピカイチですね。繊細な音まで録音してくれます。
あまりに繊細過ぎて、外を走っている車の音、家のクーラーの音や冷蔵庫の音まで拾ってしまう場合もあるので録音時はノイズが乗っていないか確認しながらの録音になるので、多少神経質になる必要があります。
あと、出しっぱなしにしていると、湿気で壊れます。なので録音が終わればケースに片づける必要ありますね。
自分に合ったマイクの選び方
これでおおよその説明はできました。
後は、「結局私に合ったマイクは?」ってところを解説します。
☑低価格に抑えたい
☑ある程度の録音ができればいい
☑マイクをケースに片づけるのは面倒
⇒『ダイナミックマイク』がオススメ!
☑多少値段が高くてもなるべくいい音で録音したい
☑周りが静かな環境なのでノイズが入らない自信がある
☑録音が終わればケースに片づけることができる
⇒『コンデンサーマイク』がオススメ!
です。
上記を参考にダイナミックマイクにするかコンデンサーマイクにするかを検討してみてください。
後はその中で選ぶ
マイクの種類が決まったらその種類の中でマイクを選ぶ必要があります。
各マイクのオススメを以下記事で解説してるので、記事の中から選んでみてください。
まとめ
結構長くなってきたのでまとめますが、ぶっちゃけ最終的に『実際に録音してみないと合うかどうかわからない』という部分はあります(結局)
とはいえ、上記のマイクおすすめ記事で紹介している『SHURE/SM-58』や『Audio-Technica/AT-4040』はほぼ誰にでも合う最高のマイクです。
そういったマイクから始め、そこからいろんなマイクに挑戦するのもアリかなって思います。
この記事があなたの歌い手ライフの助けになれば幸いです。
ちなみ「ついでに他のオススメ機材も教えてほしい!」という方は
『【2023年最新版】 歌ってみたに最適!高コスパおすすめ必須機材10選!』
こちらの記事が参考になるかと思います(`・ω・)ゞ
おわり!