J-popの歌ってみたをしたい人「J-popの歌ってみたって普通のボカロ曲と違うのかな。著作権とかややこしそう。誰か1から手順を教えてください。」
- ボカロ曲の歌ってみたの経験があるが、初めてJ-popの歌ってみたに挑戦する人
『J-pop』の歌ってみたの作り方を完全解説
以前こういったDMをいただきました。
つまり・・・
「ポップスの歌ってみたの作り方を教えてください!!!」
ということですね。
なので今回は『J-popの歌ってみたの作り方』について解説していきたいと思います。
ボカロ曲は投稿したことあるが、J-popは初めてという方向けで記事を書いていきます。
ただ、今までに歌ってみたをしたことがない人にも分かるように作っているので安心して読み進めてください。
ボカロ曲の歌ってみたの作り方は以下の記事で解説しています。
J-popはボカロ曲と少しやり方が違う
J-popとボカロ曲でやり方が違うの?
主に著作権の関係で若干違います。
違う個所は以下の2ヵ所で、
- カラオケ音源の準備の仕方
- 動画(MV)の準備の仕方
の2点がボカロ曲と違う個所です。
カラオケ音源
ボカロ曲
- カラオケ音源が配布されている
- 誰でもダウンロードして使用できる
- 簡単に手に入る
J-pop
- カラオケ音源が配布されていない
- そのため自作する必要がある
- 自作できない場合は外注する
動画(MV)
ボカロ曲
- 本家のMVが使用可能
- 簡単に手に入る
J-pop
- 本家のMVが使用不可
- オリジナルMVを自作する必要がある
- 自作できない場合は外注する
J-popの場合はボカロ曲と違い、カラオケ音源とMVは自分で作るまたは、誰かに作ってもらう(外注する)必要があります。
カラオケ音源、MVともに自分で作るのが難しい場合は僕が運営しているPXstudioで作成することができるので、ご活用ください。
J-popの歌ってみたを投稿するまでの流れ
J-popの歌ってみたを投稿するまでの流れを大まかに説明すると
- 必要な機材を揃える
- カラオケ音源を準備する
- 歌う(録音する)
- カラオケとボーカルを合わせる(mix)
- オリジナルMVを用意する
- 動画と歌ったものを合わせる(エンコード)
- 投稿する
- 歌ってみたを伸ばす【おまけ】
となります。
赤字はボカロ曲と違う部分です。
この記事ではすべての流れを解説しますが、わかる部分は各自飛ばして読んでください。
歌ってみたに必要な機材を揃える
意外と多いように感じますよね。
以上のものが必要になってきます。
ただ、PCは元々持っているもので大丈夫ですし、ポップガードはなくても録音できます。
ヘッドホンもとりあえず代用として今持っているイヤホンで録音できます。
DAW(録音ソフト)に関しては次の段階で無料のものをインストールするので、心配する必要はないです。
人によっては、意外と用意するものは少なくて済むかもしれません。
詳しくは『【2021年最新版】 高コスパおすすめ必須機材10選で歌ってみたに挑戦!』に詳しくまとめました。
こちらを参考に、揃えてみてください。
また、「予算別でオススメの機材を紹介してほしい!」
という声も多かったので『1万円、3万円、5万円、10万円!予算別で歌ってみた必須機材をまとめてみた』にそれぞれの予算に合った機材も紹介しています。
どちらを見てもらっても大丈夫なので、必要な機材を選んでいきましょう。
上記が揃ったら次の段階へ行きたいと思います。
とにかく安く!早く始めたい!という方は
ワンクリックで注文すると全てが揃うスターターセットをオススメしています。
詳しくは下の記事を参考にしてみてください。
カラオケ音源を準備する
ボカロ曲
- カラオケ音源が配布されている
- 誰でもダウンロードして使用できる
- 簡単に手に入る
J-pop
- カラオケ音源が配布されていない
- そのため自作する必要がある
- 自作できない場合は外注する
歌ってみたで使うカラオケ音源を準備します。
ここがボカロ曲と違うところの1つ目です。
以下の記事でカラオケ音源の準備の仕方を解説しています。
歌ってみたのボーカルを録音する
機材とカラオケ音源が準備できたらいざ録音です。
録音するまでの大まかな流れを説明します。
- DAW(ダウ)をインストールする
- マイク、I/O(オーディオインターフェース)をPCに繋ぐ
- 録音する&書き出す
正直ここが一番大変なところだと思います。
しかし、順番にやっていけば必ずできますので一緒に見ていきましょう。
①DAW(ダウ)をインストールする
録音するにはDAW(ダウ)というソフトウェアが必要です。
デジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation、略称DAW)は、デジタルで音声の録音、編集、ミキシング、編曲など一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを指す。(Wikipediaから引用)
色々とWikipediaさんが説明してくれてますが、一言で言うと
音楽を作るソフト
です。
だから、歌ってみたの録音なんかは得意分野なソフトだよ!
こんなやつです。
かっこいいですよね。
②マイクとインターフェースをPCに接続する
それでは歌っていきましょう・・・と言いたいところですが、マイクとインターフェースをPCに接続する必要があります。
とりあえずケーブルをつなげば使えるものがほとんどですが、もし使えない場合は何かがおかしいです。
うまくいかない場合は下記サイトが詳しく解説していますので参考にしてください。
③録音&書き出し
ついに録音です。
設定がちょこちょこありますが手順どおりすれば大丈夫です。
書き出し手順も一緒に解説しています。
Mix師にMix依頼をする
ここまでで録音が完了した状態になります。
録音したものをそのまま投稿というわけにはいきません。
ちゃんと聞きやすく迫力が出るように、色々とお化粧をしてくれる『Mix師』がいます。
Mix師に依頼するメリットは
- 聞きやすくカラオケ音源とボーカル音源を混ぜてくれる
- ピッチ補正やタイミング補正をかけてくれるのできれいにまとまった音源になる
- マスタリングという作業をして音源に迫力を出してくれる
です。
必ず依頼してお化粧してもらってから投稿するようにしましょう。
Mixをするのとしないのとでは、ほんっとに全然違う!
⇒『歌ってみたにおけるMix師の探し方を解説【自分に合ったMix師を見つける方法】』 を参考にMix師さんを探していただいて、
⇒『【歌ってみた】Mix依頼をするときのルール!チェックポイントを解説!【チェックリスト付】』を参考にMix依頼をしてみてください。
ぴくせるにMix依頼する場合は下記からどうぞ
自分でMixに挑戦するぞ!という方は下記からどうぞ
自分でMixすることもできます。
余裕がある方は是非チャレンジしてみてください。
誰でも簡易的なMixができるように『Mixのガイドマップ』も用意しています。
オリジナルMVを用意する
ボカロ曲
- 本家のMVが使用可能
- 簡単に手に入る
J-pop
- 本家のMVが使用不可
- オリジナルMVを自作する必要がある
- 自作できない場合は外注する
J-popの歌ってみたは本家のMVが使用できません。
なので、オリジナルMVを用意する必要があります。
以下の記事でオリジナルMVの準備の仕方を解説しています。
投稿する
投稿作業に入ります。
基本はニコニコ動画とYouTubeに投稿すると思うので下記リンク参照です。
歌ってみたを伸ばす【おまけ】
歌ってみたは投稿して終わりではありません。
それだとイマイチ面白みに欠けます。
歌ってみたを伸ばすことに力を入れ始めると、また一段と面白くなってきます。
余裕がある方は以下の記事も読み込んでいただき、歌ってみた活動に生かしてみてください。
オススメ記事
歌ってみたの作り方まとめ
お疲れ様でした!
以上で全ての工程が終了です。
いかがだったでしょうか?
歌ってみたって色々難しそうというイメージがありますが、一から順番にやっていけば確実にゴールにたどり着きます。
ただ、投稿するだけで満足の方は少ないはずです。
- 人気者になりたい
- 友達を作りたい
- モテたい
- 自分の個性を表現したい
- お金を稼ぎたい
- 自分を試したい
目標は人それぞれだと思います。
この記事が、あなたの目標への第一歩になっていたら嬉しいです。
おわり!