歌い手「レコーディングすると音質が悪いです。何を改善すればいいか教えてください。」
こんなお悩みを解決します
- 音質が悪い時にチェックする9つのポイントを解説
レコーディング時の音質はMixのクオリティに影響します。
Mixのクオリティは作品のクオリティに直結します。
作品のクオリティはあなたの歌い手活動の命運を分けます。
つまり、『レコーディング時の音質』はあなたの歌い手活動の命運を分けます。
今回は、レコーディング時の音質が悪い時にチェックする改善ポイントを9つにまとめました。
まずは以下のリストをご確認ください。
- インターフェースを使っていない
- インターフェース、マイクの質が低い
- マイクケーブルが悪い
- 環境音が入っている
- 部屋鳴り対策をしていない
- マイクスタンドを使っていない
- ショックマウントを使っていない(コンデンサーの場合)
- マイクと口の距離が適切でない
- ポップガードを使っていない
『音質が悪い原因となっている可能性が高いもの』から順に解説していきます。
上のものほど改善するべき項目です。
これらをひとつずつ改善すると確実に音質アップにつながりますので、ぜひ試してみてください。
それではいってみましょう。
【ボーカル録音】音質が悪い時はここをチェック!11個の改善ポイントを解説【歌ってみた】
インターフェースを使っていない
「音質が悪い」と相談にくる人のほとんどがこれです。
インターフェースを使っていないパターン。
高音質のレコーディングをするのにインターフェースは必須機材です。
これは避けて通れません。
とくにノイズが大きく乗ってしまっている人は、インターフェースを使用していないか、上手く設定できていない場合が多いです。
必ずインターフェースを使用してレコーディングをしましょう。
インターフェースの必要性やオススメは以下の記事で解説しているので、音質を改善したい方は優先して購入しましょう。
『【プロが厳選】歌ってみたにおすすめのオーディオインターフェース10選』
インターフェースは必須!絶対使おう!
インターフェースの質が低い、マイクの質が低い
インターフェース使っているけど音質悪いよ?
そういう方は、使ってる機材の質が低い可能性があります。
例えば、
- マイク 1,500円
- インターフェース 4,000円
とかだと価格が安く、機材の質が低いので、音質が悪くなっている可能性があります。
これからもある程度歌い手を続けていくつもりなら、以下の記事中にある『3万円 or 5万円』くらいの機材を購入するといいでしょう。
『1万円、3万円、5万円、10万円!予算別で歌ってみた必須機材をまとめてみた』
またコスパ最強の歌ってみた機材をまとめている記事もあります。
こちらものぞいてみてください。
『【2023年最新版】 歌ってみたに最適!高コスパおすすめ必須機材10選!』
また、日々忙しく時間がない方は『歌ってみたスターターセット』もおすすめです。
低価格で高品質の歌ってみたセットがワンクリックで手に入ります。
実際に『おすすめのスターターセットを使っている歌ってみた動画』も貼っているので参考にしてみてください。
全く音質は気になりません。
『正直、機材選びはめんどくさい!!歌ってみたスターターセットをオススメする4つの理由』
本気でやるなら安すぎる機材はおすすめしない!
マイクケーブルが悪い
マイクケーブルが悪いパターンです。
ケーブルを新調すると、一気に音質が良くなる事例がありました。
これは実際に妻に起きた実話なのですが、
- 使っているマイク AT-4040(32,000円)
- 使っているインターフェース UA-55(35,000円)
等でレコーディングしても、どうしてもノイズが乗ってしまっていました。
マイク、インターフェースともに全く問題ありません。
そこで以下のケーブルを購入すると、今までのノイズが嘘のようにクリアな音質でレコーディングできました。
マイクケーブルが古かったんですね。
なので、ノイズが気になる方はマイクケーブルを新調してみてください。
以下の記事でおすすめのマイクケーブルを解説しているので、参考になればと思います。
『【コスパ重視!】歌ってみたにオススメのマイクケーブル3選』
これはマジでびっくりした!
環境音が入っている
単純に環境音が入ってしまっている人も多いです。
ここでいう環境音とは
- エアコンの音
- 扇風機の音
- パソコンのファンの音
- 外の車の音
- ヘッドホンから漏れたoffボーカル(カラオケ音源)の音
とかです。
なるべくこのような環境を減らしてレコーディングしましょう。
特にoffボーカル(カラオケ音源)の音が入っているとMix時にどうしようもなくなるので、
- 音源の音量を下げる
- 「密閉型」のヘッドホンを使う
ようにしましょう。
「密閉型」のヘッドホンは僕も愛用している『HPH-MT8』がオススメです。
出来る限り環境音を入れないようにしよう!
部屋鳴り対策をしていない
部屋鳴り対策をしていない為に、音質が悪くなってしまっている人もいます。
部屋鳴りとは部屋の残響音をマイクが拾ってしまう現象です。
できる限る部屋鳴りは減らしましょう。
以下の記事で、部屋鳴りを抑える方法を解説しています。
参考にしてください。
『【効果抜群】歌ってみた録音で部屋鳴りを抑える3つの手段【宅録歌い手用】』
部屋鳴り対策するだけでレコーディングの質がぜんぜん違う!
マイクスタンドを使っていない
マイクスタンドを使っていないことによって、ハンドリングノイズが発生します。
またマイクスタンドを使わないことによって、口とマイクの距離が一定に保たれず、Mix時に非常にMixしづらい音源になります。
コンデンサーマイク、ダイナミックマイクに関わらず必ずマイクスタンドを使いましょう。
おすすめのマイクスタンドは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
『【人気ランキング1位は?】歌ってみたにおすすめのマイクスタンド3選』
マイクスタンドは必須アイテム!
ショックマウントを使っていない(コンデンサーの場合)
コンデンサーマイクの場合、ショックマウントを使っていないと振動でノイズを拾ってしまいます。
ショックマウントとはゴムや樹脂を通して振動を吸収し、マイクまで振動のノイズが伝達しないようにするホルダーです。
上記画像の、マイクを固定しているリングみたいなやつです。
コンデンサーマイクを使っている方は必ずショックマウントを使用しましょう。
リーズナブルなおすすめショックマウントを貼っておきます。
コンデンサーマイクの人は必ず導入を!
マイクと口の距離が適切でない
ここからは音質というより、細かいノイズの話になってきます。
なるべくマイクと口の距離は近い位置でレコーディングするべきです。
ただ、近くで録ると低音が強調されてMixしずらくなる『近接効果』というものが発生する可能性もあります。
「声がボフボフしているな」と感じたら少し離れて録ってみて、いい感じの所を見つけてレコーディングしましょう。
以下の記事でも詳しく解説しています。
『マイクと口との正しい距離【一番きれいに録音できる位置は?】』
一番近づけた状態から少しずつ離していこう!
ポップガードを使っていない
最後にポップガードについてです。
レコーディングの際は必ずポップガードを使うようにしましょう。
ポップガードの役割は『吹かれ防止』です。
ポップガードなしで録音すると、息の音が入ってしまいMixの邪魔になります。
リーズナブルなおすすめポップガードを貼っておきますので持ってない方は即購入してください。
たった600円とかです。
ポップガードもなくてはならない機材の一つ!
【ボーカル録音】音質改善まとめ
今回はボーカルレコーディングにおける音質改善ポイントを解説してきました。
最後にもう一度まとめます。
- インターフェースを使っていない
- インターフェース、マイクの質が低い
- マイクケーブルが悪い
- 環境音が入っている
- 部屋鳴り対策をしていない
- マイクスタンドを使っていない
- ショックマウントを使っていない(コンデンサーの場合)
- マイクと口の距離が適切でない
- ポップガードを使っていない
以上参考になれば嬉しいです!
レコーディングの音質は作品のクオリティを上げるための重要事項の一つです。
一番簡単で効果が高いのは部屋鳴り対策です。
しっかりと対策していきましょう!
また、おすすめの機材一覧は以下の記事にまとめているので、機材を買い替えようと検討中の方は覗いてみてください!
『【2023年最新版】 歌ってみたに最適!高コスパおすすめ必須機材10選!』
そんな感じっ
おわり!